2010年11月13日土曜日

train journey




まずタイトルから注目したい。

電車ではなく「train」なのである。

SLでも電車でも、特急電車でも新幹線でも「train」なのだ。正直、「電車旅」だと
味気なくなるので、非常に趣のある題名だと感心させられた。

内容は1月から12月までの、季節折々のtrain travelの良さで構成されている。

その中で注目したいのは、train travelに向いていると書かれているのが、4月と6
月ということだ。

春休み、ゴールデンウィークのあとに経済的に消耗して、客足が減るという理由からだそう
だ。

確かにそうだろう。

4月は年度初めで学生と会社員が忙しいこともある。

6月は繁忙期をすぎているので、旅館とホテルが空いているというメリットがある。

特に6月にtravelする長所についての言及は興味深い。

列挙すると、・交通機関や旅館が空いている。したがってサービスもよい

この発想にはうなづいた。

6月のイメージは梅雨の季節で、自分はtravelをするという習慣はなかった。

逆にメリットについて考えなかっただけだったのか。

よくよく考えてみれば、train travelに雨は関係ない。

少々の雨でもtrain windowの風景は楽しめるだろうし、train travel
乗り心地は変わらない。

来年の6月を迎えて、時間と財布が許すのなら試してみたいと思った。

昼前にアデレードを出たガーン号は、途中ポートオーガスタで長らく停車し、再び大平原の真
っ只中をゆっくり北上するが、間も無く陽は西に傾き、空を茜色に染める。

山というものがないのだから、太陽が地平線に沈む姿を想像していたが、trainの進
む向きが悪いのか、夕陽が空の雲を赤く染めるだけで、真っ赤な太陽を見ることは出来ない。

日没は早く、雲が赤くなったと思ったら、20-30分もしない内に陽は沈み、昨日のアデレ
ードやシドニーで見た燃える太陽を見ることが出来ない。

黎明の空が暫らく続き、遠くの小山などが薄っすらと視界に残るが、それも僅かな時間で後は
真っ暗な闇夜。

月明かりも見えない。

真っ暗な外を見ていても意味がなく、暫らく水木しげるの、これから行くアリススプリングに
関するtravel記などを読む。

しかし彼が旅行っしたのはアリススプリングまでで、エアーズロックへは行ってなく、残念。

「精霊の楽園」=「妖怪の古里紀行」は主にダーウインの近郊、カカドウ国立公園内での出来
事で、このエアーズロックにはただ立ち寄った程度で記事の内容も少なく、少し残念。

trainは空いていて、4人掛けの椅子を一人で使用でき、通路の反対側の座席にはド
イツ人らしき若い女性が土曜に一人で占拠している。

持ち込んだサンドイッチを食べているのを見て、当方もお腹が空いてきた。

しかし乗車前に買うのを忘れ、食堂車まで行って、夕食を食べる。

夕食と言っても軽食しかなく、Poteto Chilliが10ドル、ビールが5.5ド
ル、安くはない。

小瓶のワインが8ドルだったので、寝酒に買って帰る。

いつとはなく寝込み、目が覚めるともう外は朝。日本のovernight sleeperのよう
に、朝の6時頃、車内案内、アナウンスというものはない。

だからいつ朝になったのかも気がつかなかった。

そう言えば、アデレードを出る時も、ポートオーガスタを出た時も、そんな案内アナウンスを
聞いていなかった。

乗り遅れようが、置いてけぼりを食おうが、全て自己責任の国。

自分でしっかりと確認する必要がある。

四国松山でたっぷり飲んで、翌日は四国の西側のtrainでめぐります。

スケジュールの関係で早朝の出発になりました。瀬戸内海ののんびりとした雰囲気が眠気を誘
います。

愛媛県の西側に進みますと、train windowに段々畑と入り江の風景がひろがりす。

松山から予讃線で西へ西へと進み、終点は闘牛で有名な宇和島です。一つ手前の北宇和島で予
土線に乗り換えます。思い切りローカルな雰囲気の予土線の車内は、これまた思い切りのんび
りしています

週金曜日の晩にアジア側のハイダルパシャ駅からovernight sleeperでコンヤに向
かうことになった私は、猫の世話に来てくれた京子さんと一緒に夕食を食べ、そのあと同行す
る花江さんと2人分のおにぎり弁当を作り、夜9時半にあたふたと家を出てカラキョイ埠頭に
向かった。

ハイダルパシャ駅で飲み物とピスタチオを買い、午前1時にsleeperを広げて貰って
横になった。

明け方ふと目を覚まし外を見ると、どのあたりをtrainは行くのだろう、北斗七星が柄を下に、地球に突き刺さったような形で屹立していた。

明け方キュタヒヤを過ぎ、アフィヨン・カラヒサールは8時を回る頃。train

journey
は時間がかかるが、広いコンパートメントで荷物も全部置けるし、座席は飛行機
のビジネスシート並みに大きいし、ミニ冷蔵庫にはチョコレート菓子やクラッカー、水や果物
ジュースまで入っているのである。

車は遅れに遅れて6日土曜日の午後1時30分、やっとコンヤに到着、駅に迎えに来てくれた
のはユジェル君のほかに、私が来ることを知ったコンヤの高校生オメルで、日本文化センター
の会長メフメット・アリさんは日本語教室に行っているとのことだった。
 
嶺東線のtrain windowです。最近は韓国の地方を歩く人も増えたので、珍しくない
写真かもしれません。

江陵を朝に発った東テグ行きの無窮花号train、東海から山に入り、有名なスイッチバックとループ線のある山越えにかかります。

1枚目は道渓ですが、2,3枚目、5枚目、何駅だったか、、、各自読み取ってくださいます
ようお願いいたします。

この先、個別に紹介した時刻表に無い駅含め、すごい山の中、train windowの中を
走ります。

本数が少ないのがネックですが、線路の改良がどんどん進む韓国の中でも最も美しいtrain windowが味わえる路線、お勧めです。

栄州から道渓へのtrainが15分ほど遅れまして、生憎道渓での折り返しの乗り継ぎ時
間も15分しかなく、これに乗り遅れると、山の中で4時間も立ち往生になってしまって、計画
がズタズタになってしまいます。

こりゃヤバイということで、意を決して、道渓まで行かずに、手前の桶里で途中下車しまた。

ところが、時刻表を見ると、折り返しの乗り継ぎtrainは桶里に停まりません。

揺れるtrainの中でしたし、けっこうお客さんがいましたのであまり写真が無いので
すが、近々もう少しアップします。

地図を持ってきて見てみました。なるほど、このへん、trainが正方形の3辺をコの
字型に走り、道路は上の1辺をトンリ→太白とショートカットしているのですね。

一部慨算ですが、トンリ(トンニ?)から太白の黄池三叉路までは4キロ、train
走る道に沿った道路だと10.7キロ、速いわけです。

でも、田舎の駅前、タクシーがいて良かったですね。

trainの着く時間だと待機しているのかもしれませんが。

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